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業(ごう)

知ってほしい


座禅や

ヨガや

呼吸法や

食事法など


特別な

生理をなだめる技法を


肉体的に

環境的に

使えない人たちが

たくさんいることを


“暴れる生理“を

引きずったまま

日常生活をおくらなければならないひとが

大勢いることを


けれども

そんな人たちでさえ

幸福になれなければ

いかんのだ


認識によってではなく

成長によってではなく

技法によってではなく


すべての弱さ

それそのままに

肯定されてあらねば

ならんのだ


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“超出”(ユーモア)

生理の声を聞いておるのだ


生理はけして成長しない

赤ん坊のようなものだ


だから僕は可哀そうになって

生理の話をずっと聞いてやっておるのだ


始終、飢え渇き

絶えず“欲しいよ”と泣きっぱなしのこいつ


たとえ自我が成長しても

たとえ管理するスキルがあがっても


絶対にこいつは手なずけられない


生理は


“寂しがり屋の暴君”なのだ


“永遠の野蛮”なのだ


簡単にいってしまえば

“宇宙そのもの”なのだ



手なずけることを諦めた時

少し道は開けるのかもしれない


ただ・・・

こいつの声をよく聞いてやること

こいつの動きをじっくりと観察してやること


その事の中に

生きる“矛盾”に対する

“超出”(ユーモア)

があるのかもしれない



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他力の風

なんという僕の

罪と恥の多さ


あわれ

身もだえて

死にぞこなっておる




“善人なおもて往生す

いわんや悪人をや”




荒れ果てた前景に

不敵に

笑ってみる



自分の“愚”が

あらわになる



空っぽだ

まるで空っぽだ



かわいた風が

自分という

うつろな器の中を

通り過ぎていく



他力の風だ



身を投げ出して




僕は泣き崩れる












◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦•◦◦•◦

あぁ~・・、誰かと話がしたい・・・




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メリークリスマス

誰かと


話したくなっている




めっぽう


寂しくなっておる



コメントもメールも

閉じちゃってるのに


今さら・・・・



好き勝手、書いてきて


ホントはなんて・・・



誰かと話したいだなんて・・・




メリークリスマス・・・




望まれなかった

愛されなかった

かまってもらえなかったひとのために



そっと祈りたい



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無縁の目

無音の焦燥が

じりじりと


お前も闘っているのか?

闇のような肉体と


その目


深海の底で


憎々しげに

うらうらと

光っている


魚族の目



僕と同じ目


痛ましく


自分をつらぬく


誰にも知られない

さみしい


無縁の目













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不満も・・・

不満もないのか冬木立ち

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うれしいことも・・・

うれしいことも悲しいことも草しげる


                              種田山頭火



救いもない

励ましもない


人の営みから遠く離れた

うら悲しく

寂しい

この荒涼とした風景に

何故、僕はこんなにも慰められるのか


病み疲れたこころが

どこかで求めているのかもしれない


突き放されてあること


管理すること

管理されることから逃れ


“粗暴な故郷”へ

帰ることを




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余地

むきだしの実存と

にらめっこなんて

まっぴらよ


私は自由

軽やかに幻想して

力をたくましくするの


私はなんだって肯定できる

だって悲しみのことを知っているもの


人間には愛が必要よ

やさしさが

あたたかさが

寛容が必要よ


どんな状況にあっても

私は今を遊ぶ


1000の方法でだめなら

1001個目の方法を探すわ


それが見つけられなかったら

もう、探している態度だけしているわ

それで充分よ


絶望してる今よ

暗くみじめな今よ

今なのよ

私の舞台は


わたしの名前は“余地”

あなたにわたしを届けたい


愛を込めて



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喜びや・・・

喜びや幸福は

いつも

悲しみを拠り所にしている


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僕を定義するもの

悲しみこそが

僕を定義するもの


こんな良い日和に

僕は自分の影ばかりを

地面に見ながら歩いている


病名でもない

環境でもない


悲しみこそが

僕を定義するもの


自分を管理することなんてできない


なぜなら

悲しみこそが全てであるから


“生きて”“死ぬ”という

“絶対矛盾”


僕はそれ以外に

何も知らない


だから君の事も

病名や

環境で

定義することはできない


唯一、僕らは

この“絶対矛盾”という

悲しみの中でなら

共感しあえる


悲しみこそが

君と僕を定義するもの


悲しみこそが

君と僕を結ぶもの





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